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「あはは。みんなだから楽しいんですよ、きっと」

 

 

享年一五。

悠斗よりも先に幽霊になっていたらしい、笑顔の絶えない少女。

ずっと一人で暇をしていたらしく、悠斗や雨音とおしゃべりをするのが楽しくて仕方ないらしい。

 

その過去は触れられたくないらしく、実は相当な年齢なのではないかと悠斗は疑っている。

「別に・・・・・・死ぬわけじゃないから、大丈夫」

 

 

一六歳。

常に酷い虐めに遭ってきた少女。

霊の見える体質で、そのことが虐めの原因になることも多かった。

 

面倒を見てくれる叔母には心配をかけまいと、虐められていることは隠している。

「目的があって、そのための手段も分かってて、

 何を悩むことがあるのかな?」

 

 

一八歳。

頭脳明晰、運動神経抜群の少女。

何でも簡単にできてしまう様に学校中から一目置かれている。

 

受験生として模試の結果は上々だが、どの大学に進学するかが最近の悩み。

「そういうところが本当に嫌い」

 

 

雨音のクラスメートであり、晴子の陸上部の後輩。

いじめには一切関わらない一方で雨音と深く関わろうともしない。

仲の良い人間が少ないが晴子のことは慕っており、晴子の方も美夜乃を少なからず可愛がっている。

 

困っている人を見たら助けるが、見通しがたった時点であっさり去るタイプ。

「いい天気だ。何がいいって、それはもう、いい天気だ」

 

 

 

 享年一六の主人公。

 電車の脱線事故に巻き込まれて死亡し、生前通っていた高校の地縛霊となる。

 のんびりとした性格は死んだ後も変わらず、ぼうっと散歩することが多い。

 

 彼女いない歴=享年といったネタを思いついたが、誰にも話せずに胸にしまっている。

キャラクター紹介

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